広島県の新年度予算案が発表されました。豪雨災害からの復旧・復興に引き続き力を注ぐことなどから、２年連続で１兆円を超えています。
湯崎知事は「単なる現状復旧にとどまらず、この災害を起点として被災前以上によりよい状態になるよう、県全体において創造的復興を実現してまいりたい」と話しました。
県の新年度当初予算案は、一般会計の総額で１兆９０５億円で２年連続の増額です。おととし７月の豪雨災害への対応として復旧事業などに６７２億円。あわせて災害時の避難行動を促す対策事業などに５億１３００万円を計上しました。
被服支廠に関しては解体に向けた費用は盛り込まず壁の補強や活用策を探るための２６００万円の計上に留めました。
また「スーパー・スマート広島県」の実現としてあらゆる分野でデジタル化などに予算が計上されています。
予算案は２０日からはじまる県議会で審議されます。