おととしの豪雨災害を受けて開発された土石流センサーの検証実験が広島県熊野町で行われています。
土石流センサーは地盤の動きを常に監視し、収集したデータをパソコンで確認することができるものです。
現在、砂防ダムを建設している熊野町川角地区の渓流内に10個を設置し、検証実験を行っています。
熊野町で行われた説明会には住民も出席し、センサーの性能や活用法などの解説を聞きました。
大原ハイツ復興の会 小川直明さん「全国に危険な箇所がたくさんあるわけですから、そういったところに早く役立てればいい」
センサーの調査は3年間継続し、将来的には危険回避行動を促す緊急情報にしたいということです。