広島で初めて新型コロナウイルスの感染が確認されたこともあり、検査数が増えています。9日は55件が検査され、すべて陰性だったということです。
広島県によりますと、9日県内で行われたPCR検査は、検査を始めて以降最も多い55件で結果はすべて陰性でした。そのうち広島市では37度5分以上で、せきやのどの痛みなどがあり、肺炎が疑われる場合に指定の医療機関で検体を採取し市の機関が検査する形で34件が行われました。市内で初めて感染者が出たことを受け、増加しているということです。
一方、東日本大震災から9年を迎える11日に予定していた行事にも影響が。震災翌年から行われている元安川・親水テラスの「追悼の集い」や呉市で今月末に予定していた防災イベントも中止になりました。
また、原爆資料館や広島城など15日まで臨時休館中の市の施設については今後の方針を今週中に示すとしています。