来月始まるＮＰＴ＝核拡散防止条約再検討会議の開催が新型コロナウイルス感染拡大の影響で１年延期される可能性が高いことがわかりました。
核兵器廃絶の世界大会もＮＰＴ再検討会議に合わせニューヨークで予定されていましたが、開催を呼びかけた２１団体が全会一致で中止を決めました。
県被団協・佐久間邦彦理事長「残念ではありますけども、引き継がれていくものですから、そういう点で考えていかないと私たちの運動そのものが発展しない」
広島市によりますとＮＰＴ再検討会議も期間の短縮などが検討されるなか、１年延期される可能性が高いということです。
もうひとつの県被団協の箕牧理事長代行は「被爆者は高齢で１年遅れると来年は行けないかもしれない。世界中の人類に影を落とすが地球規模の出来事のため諦めるしかないか」と話しています。