新型コロナウイルスの影響で延期が検討されているNPT=核拡散防止条約再検討会議について、日本被団協は被爆者の派遣を取りやめることを、先ほど正式決定しました。
NPT再検討会議は核軍縮などについて話し合うもので、ニューヨークで5年に1度開かれています。
日本被団協は来月の会議に、被爆者らおよそ50人を派遣し証言活動や原爆展を行う予定でしたが、ニューヨークでの非常事態宣言などを受けて、16日午前の会議で取りやめることを正式に決めました。
国連筋によりますと会議については規模の縮小などが検討されるなか、1年延期される可能性が高いとされています。