新型コロナウイルスの感染者が2人となった尾道市は、22日、公園での飲食を伴う宴会について自粛を要請することを決めました。
尾道市の平谷祐宏市長は「感染の拡大防止ということで自粛やむなし」と決断に至った思いを述べました。2人の感染が確認された尾道市では、22日、公園での飲食を伴う宴会について自粛を要請するとともにシャトルバスの運行中止などを決めました。
一方、県は21日に県内3例目として感染が確認された尾道市の50代男性会社員について、濃厚接触者はいないものの少なくとも9人との接触が判明したため、検査を行う方針だと発表しました。
また男性(50代)は9日~12日まで、発症者が出ている外国に出張していたことも新たにわかりました。県は感染経路について、海外もしくは会社の同僚である2例目の感染者であると判断しています。男性(50代)は帰国後、マスクを着けて移動していて、公共交通機関は利用しておらず、現在は県内の感染症指定医療機関に入院、症状は安定しているということです。