新型コロナ影響でフラワーフェスティバルも初めて中止 広島

広島

広島のゴールデンウィークといえば、平和の花の祭典「フラワーフェスティバル」!しかし今年はその賑わいを見ることはできません…。


上野慎一郎実行委員長「2020ひろしまフラワーフェスティバルは新型コロナウイルスの影響により中止することを決定しました」
新型コロナウイルスが世界的な大流行となり県内でも3人の感染を確認。大規模イベント開催に慎重な対応が求められています。


フラワーフェスティバルには、例年県内外から多くの人が訪れ、去年は170万人を超える人出がありました。パレードなどの参加者は2万人を超え、飲食店など参加団体は850にものぼります。実行委員会では5月3日~5日の開催に向けてすでに準備を進めていましたが、23日の会議で中止を決断しました。
上野慎一郎実行委員長「多くの関係者が安心できる安全な環境を整えるのは困難であり、感染リスクを完全に払拭できないことから中止の判断に至りました」
1977年に始まって以来、毎年GWを華やかに彩ってきたフラワーフェスティバル。中止となるのは初めてのことです。


街の声「友だちと行こうかなと話していました。広島を代表するイベントなので残念」「毎年恒例のフェスティバルだったのでちょっと悲しい」「人がいっぱいで進めなかったりするので距離は近くなるかなと。そう考えると仕方ないかも」


また去年は呉市のゆるキャラ「呉氏Jr」がかわいいダンスを披露し、盛り上がりを見せた「呉みなと祭」。来月29日に開催予定でしたがこちらも新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止となりました。
県内で相次ぐイベントの中止。今年のGWは静かな連休となりそうです。