新学期からの学校再開。きのう広島市は発表していましたが、県立学校も約1カ月ぶりの再開が決まりました。
県教育委員会は今月2日から臨時休校としていた県立学校を春休み明けに再開すると発表しました。原則として来月6日~8日に行われる始業式から再開するということです。
県教育委員会・福嶋一彦教育部長「できるだけ通常の状況に早く戻してほしいという(思いを)各校長はやっぱり強く持ってますので、県内の感染状況を見ながら県教育委員会として総合的に判断した」
各市町の教育委員会にも通知を送り学校再開の参考にしてほしいとしています。突然の臨時休校から約1カ月後の再開となりますが街の声は・・・
新小6の母親「本当にほっとしました。100%じゃないと思うんですけどやっと普通に近い生活に戻れるねと」
小学校新6年生「ゲームするくらいしかなかったから暇だった。友達に会えるのがうれしい」
新小5の母親「給食がない分(昼食を)用意して仕事に行ったりしないといけなかったので不安もありつつ、ありがたい気持ちのほうが大きいです」
小学校新5年生「友達とも会えるし新しい学年にもなれるからうれしい」
また県よりも一足先に来月からの学校再開を発表していた広島市。南区の段原小学校では学校再開に向け、先生総出で準備に追われていました。
広島市立段原小学校・島本靖校長「思うように活動できないストレスを子どもは抱えながらのスタートになりますので学校が楽しいということを子どもが実感できるように指導工夫していきたい」
広島市教育委員会は「学校再開のガイドライン」を通知し、近距離での会話・発言をできるだけ控えることや可能な限りマスクをつけることなど万全の対策を求めています。
また広島市で新たな感染者が確認されたことについて、市は学校再開への影響を見極めたいとしていて、今後の対応に注目が集まります。