新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、中国地方5県の知事がWEBカメラを使って会議を開きました。
政府の対策本部設置をうけ中国5県は、「新型コロナウイルス感染症対策本部」を設置し、湯崎知事が4県の知事と初めてのWEB会議を行いました。感染者が増えた場合に医療従事者を相互で派遣することや、海外から帰国した人の感染拡大を防止するため不要不急の渡航自粛を呼び掛けることなどを確認しました。
湯崎知事は「(感染が)いつ拡大するか予断を許さない。お互いの資源を連携して有効活用していく」と話していました。
また県は今月31日まで主催イベントを自粛していますが、26日、県内で4例目の感染者が確認されたことを受けて、当面は延長するとしました。また春休み終わりから再開予定の県立学校の再開については「専門家の意見を聞くなど改めて最終的な判断を行う」と明らかにしました。