県内4例目の感染者・広島市40代女性の濃厚接触者は少なくとも23人

広島

26日、新たに感染が明らかになった広島市の40代女性について、新たな行動歴や濃厚接触者などがわかってきました。


広島市で2例目に新型コロナウィルスの感染が確認された自営業の40代女性。濃厚接触者は少なくとも23人に及ぶことが明らかになりました。


広島市などによりますと、感染した女性は発症したとみられる19日以降、仕事の顧客など19人や一緒にゴルフをしていた4人と接触していました。23人の濃厚接触者は全員広島市内在住で、すでに5人はPCR検査の結果陰性だったということで市は引き続き検査を進めるとしています。


感染の拡大に備え政府は26日いわゆる新型コロナ特措法に基づく対策本部を設置しました。これを受け中国5県は27日、「新型コロナウイルス感染症対策本部」を設置。湯崎知事が4県の知事と初めてのWEB会議を行い、感染者が増えた場合に医療従事者を相互で派遣することや、不要不急の渡航自粛を呼びかけることなどを確認しました。


さらに県内で新たな感染者が確認されたことを受け、県は今月31日まで自粛するとしていた主催イベントについて当面は延長する方針です。


また広島市も感染防止対策を徹底できる施設から30日以降順次開館を予定していましたが、来月12日まで休館を延長するとし、影響は来月以降にも長引きそうです。