県立広島大学は今月23日に卒業した福岡県在住の20代の女性が新型コロナウイルスに感染したと発表しました。
女性は今月上旬にヨーロッパを旅行し、鼻水や鼻詰まりの症状が出ていましたが23日の学位記授与式には出席していたということです。県立広島大学中村健一学長「(海外渡航を)自粛することを再三にわたって学生には伝えてきました。それにもかかわらず感染者が出てしまったということは我々の指導や対策が十分ではなかった」県立広島大学は就職が決まっている卒業生について、体調に不安がある場合は内定先に連絡し、入社日をずらすなどの対応をとってほしいとしています。