県内感染者は13人に 福山市と府中町で感染確認

広島

3日、福山市と府中町で新たに新型コロナウイルス感染者が確認されました。これで県内の感染者は13人となりました。

福山市で2例目の感染と確認されたのは多くの感染者を出した京都産業大学の卒業生の20代男性です。先月22日に参加した大学のサークルの懇親会では、これまでに複数の感染者が確認されています。29日に京都市から濃厚接触者の情報が寄せられた福山市が調査をはじめ陽性と判明しました。男性は軽度の嗅覚障害があるものの状態は安定しているということで、濃厚接触者の父親の検査結果は陰性だったということです。また府中町でも20代男性が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。県によりますと男性はこの春京都市内の大学を卒業して実家のある府中町に帰っていました。京都産業大学の卒業生ではないということです。濃厚接触者の家族3人に症状はなく、4日にPCR検査を行うことにしています。県内では3月下旬以降感染の確認が相次いでいて、感染者は合わせて13人となりました。