新型コロナウイルスの影響で約1カ月の間休校していた広島市内ほとんどの公立小中学校が再開しました。
南区の段原小学校でもマスク姿の児童が約1カ月ぶりに元気な姿を見せました。例年体育館で行われていた始業式は密集を避けるため校庭で前後の間隔をあけ時間を短縮して行われました。教室でも席の間隔をあけたり、消毒液を設置するなど、感染防止対策を徹底しているということです。
6年生児童「学校が始まってうれしいなと思います。これからみんなと一緒に勉強したり遊んだりしたいと思います」
広島市では学校再開にあたって体温を記入する確認カードを配布するなど対策をとっていくということです。
段原小学校・島本靖校長「臨時休校春休みを経て、ようやく子供たちが学校に帰ってきたなと思います。予防対策をできる限り徹底していくということにつきます」
一方、県内の多くの小中学校などでは入学式が行われました。尾道市の長江小学校では新入生24人が保護者らに見守られながら式に臨みました。感染予防対策として会場の窓を開け、席は離し、教職員と保護者のみの参加です。新1年生は名前を呼ばれると元気よく返事をしていました。
保護者「短くはなりましたけど無事に終わってよかったなと」「さみしい点もありますが、いたしかないことかなと。その中でもやっていただいて保護者としては満足です」