広島県が発表した平日の外出自粛要請を受けて、広島の街に動きが出始めています。
県は、来月６日まで週末に加えて平日も外出を自粛する要請を発表しました。広島市の中心部には県の要請を受けて１４日から臨時休業を始めた時計店もみられました。本通り商店街の人通りも少なくなっているようです。市民は「（外出自粛は）やむを得ないんじゃないかと思います」「早め早めに手を打つのはいいことだと思います」などと話していました。
広島駅でも、県の要請に応える動きが始まりました。普段は多くの利用客でにぎわう土産店もシャッターが閉まったままです。ジェイアールサービスネット広島が運営するＪＲ広島駅や西条駅など県内３１カ所の店舗は平日の外出自粛要請を受け臨時休業を決めました。
博多からの利用客は「閑散としてますね」と話し、山口からの利用客は「さみしい人が動かないというのは。お店の人たちは本当に大変だと思います。（店を）開けたくても開けられないんですから」と話していました。休業期間は１４日から来月６日までですが、状況によってはさらに延期する可能性もあるということです。