広島市佐伯区の障害者支援施設「見真学園」で発生した新型コロナウイルスのクラスター。施設での感染者は40人に上りました。
14日までに感染が判明したのは入所者17人、職員5人。施設の入所者、職員全員116人についてPCR検査を行ったところ新たに入所者11人、職員7人合わせて18人の感染がわかりました。
重症化している人はいませんが4人(職員2人入所者2人)が入院しているということです。この施設でのクラスターは介護職として勤務する20代女性から入所者へ感染したものとみられています。
この女性はすでに感染が判明している広島市立大学の男子学生と先月29日に食事をしていました。この食事会には合わせて17人がいてこれまでにこの介護職の女性を含め3人の感染が判明、そして15日新たに10代男性の感染が発表されました。
参加者17人中、4人が感染しています。広島市はこの食事会と「見真学園」の2カ所でクラスターが発生したとみています。県内での新型コロナウイルスの感染者は109人となりました。