新型コロナ 三次市で広島県内初の死者

広島

きのう、新型コロナウイルスに感染していた三次市の80代女性の死亡が確認されました。県内で感染者が亡くなるのは初めてです。

湯崎英彦知事「県といたしましては、緊急事態宣言の対象地域となったことを受けて、さらなる感染拡大の防止や医療体制の確保に取り組んでいる最中での初の死亡事例に発展ということになり、大変重く受け止めている」

三次市に住む80代の女性は新型コロナウイルスに感染後今月前半に、県内の感染症指定医療機関に入院していました。三次市では通所介護施設を中心にクラスターが発生していますが、女性が施設を利用していたかや病状の経過などについては遺族の意向により公表されていません。

また、きのうは福山市でも40代の男性会社員の感染が確認されました。感染経路はわかっていません。

県は更に詳細について非公表の感染者がひとりいると発表していて、県内の感染者は132人となっています。