新型コロナ 広島市で新たに4人感染 三次市では県内初の死者も

広島

きのう、県内で初めて新型コロナウイルスに感染していた女性の死亡が確認されました。感染拡大は止まらず県内の感染者は136人となっています。

広島市ではきょう新たに4人の感染が確認されました。いずれもクラスターが発生した佐伯区の障害者支援施設「見真学園」の入所者と職員です。当初のPCR検査では「陰性」だったものの発熱の症状が出たため再び検査をした結果、きのう「陽性」が判明しました。

これまでに確認された感染者の多くは、身体的・精神的な配慮から入院ではなく、ほかの入所者も暮らす施設内で療養しています。

そしてきのう県内で初めて感染者の死亡が発表されました。三次市に住む80代の女性は、新型コロナウイルスに感染後、今月前半に県内の感染症指定医療機関に入院していました。三次市では通所介護施設を中心にクラスターが発生していますが、女性が施設を利用していたかや病状の経過などについては遺族の意向により公表されていません。

止まらない感染拡大…おとといには呉市で初めて80代男性の感染が確認されました。午後6時現在の県内の感染者は136人となっています。