新型コロナで休業要請 店主は「新しい仕事を…」 広島・尾道市

広島

広島県内でも21日から始まった飲食店などの休業要請。影響は深刻です。店を経営する女性は新たな仕事を探しています。

河村優美香さん(31)は「毎月の収入がないのに維持しないといけない。でもなくしたくはない。すごくいろんな葛藤があります」と話します。

尾道市で文房具ショップとカフェを営む河村優美香さん。1年前にお店をオープンしたばかりで、ようやく軌道に乗ってきた矢先、新型コロナウイルスの感染拡大で客足は激減。13日からお店を休んでいます。

休みの間、近くの店で弁当の販売や雑誌のモデルなどをしていますが収入はほとんどありません。

河村さんは「子どもを養っていかないといけないという立場としてはだいぶ切羽詰まっている感じですね」と話します。

河村さんは小学生の娘2人と暮らすシングルマザーです。休業中もかかる店の家賃などを稼ぐため新たな仕事を探しています。

河村さんは「できれば現状をもうちょっと聞いてほしいですね。いま対話がそんなにできていないんじゃないのかなと思います」と話します。

先の見えない休業要請で本当に店が続けられるのか、不安の日々が続いています。