3度のPCR検査で陽性が判明しました。23日夜、広島県三次市でクラスターに関連する新たな感染者が1人発表されました。
感染が発表されたのは三次市の50代男性で、クラスターが発生した通所介護施設「水明園」を利用していた感染者の家族です。
この男性は、濃厚接触者として17日、19日と2度にわたりPCR検査を行い陰性でしたが、せきの症状が出たため、22日、改めて検査したところ陽性が確認されました。
県は今回は健康観察中の発症ということで三次で起きたクラスターに関連する調査について、ほぼ終了したとの認識は変わらないとしています。
県健康福祉局の田中剛局長は「クラスター対策班の議論におきましても、家族については出る可能性があると。そういうこともあるので健康観察をしっかり行ったということで、1例・2例と(今後も陽性が)出る可能性は十分あるかなと思う」と話しました。
この男性は健康観察中だったため県は、濃厚接触者はいないと判断していています。これで県内の感染者は144人になりました。