新型コロナウイルス県内の感染者は149人となりました。
このうちの1人は舟入市民病院に勤務する看護師でした。
県内では初めて感染症医療機関の看護師の感染が確認されました。
この舟入市民病院の看護師は今月から約20人の感染者が入院している
感染者病棟に勤務していて院内感染したと見られています。
市は同じ部屋で休憩していた3人を検査しましたが全員陰性だったということです。
また、クラスターが発生している佐伯区の障害者支援施設「見真学園」に入所する
20代男性の感染が確認されました。
これで県内の感染者は149人となりました。
一方、県や広島市によると医療従事者への誹謗中傷が相次いでいるそうです。
広島市立病院機構の影本正之理事長は
「かなりしっかりした感染予防を行ってしかも使命感を持って
患者の診療に当たってきたけど非常に残念な思い
嫌気がさしたり心が折れる、本当極端に言うとこういったことから
職員が辞めたりしますと医療崩壊ということにつながり兼ねない」と話しました。
今回の感染を受けて舟入市民病院では、
看護師の態勢や感染予防への更なる改善を協議しているということです。