インターハイ中止 県内の関係者も落胆 広島・尾道市

広島

新型コロナウイルスの感染拡大などで史上初めて全国高校総合体育大会=インターハイの
中止が決まりました。県内の関係者も落胆しています。

金色に輝く優勝の2文字尾道市の御調高校に飾られているのは
去年のインターハイのソフトボールの優勝旗です。
男子ソフトボール部は11年連続でインターハイに出場する強豪校で、
去年は台風8号の影響で試合の日程が足りずベスト4に入った4校が優勝となりました。

今年の大会は東京五輪の影響で30の競技を21の府や県で分散して行われる予定で、
御調町でもソフトボールが開かれるはずでした。

御調高校男子ソフトボール部の小川直文監督は
「残念な気持ちと悔しい気持ちでいっぱいです、
切り替えていこうとかこれを人生の糧にしていこうとは
なかなか軽々しく言えないと思うので時間をかけながら
整理して生徒と話をしていきたいと思う」と話しました。

御調高校では休校が始まった16日から練習を休止していて
休校が終われば練習を再開する予定ですが、
インターハイという目標を失い、みな落胆しているということです。