学校の休校続く中…湯崎知事「9月入学はひとつの大きな選択肢」

広島

日本の入学式といえば桜。その当たり前までもが新型コロナウイルスで変わるかもしれません。


学校の休校延長が次々と発表される中、こんな驚きの提案が急浮上しています。


湯崎知事は「はたして進学を来年の4月からするのが適正なのか9月入学はひとつの大きな選択肢ではないかと」話しました。


27日、宮城県の村井知事が学校の9月入学に言及したことを受けて、湯崎知事は「検討に値する」と話しました。


さまざまな影響を考慮する必要があると前置きしたうえで、すでに県の教育委員会と議論していることを明かしています。


さらに17県の知事会議でも「休校中に学力差が生まれているので今こそ導入を考える時ではないか」といった意見も出たということです。


28日萩生田文部科学大臣も社会全体に影響を及ぼすこと、地方自治体に莫大な事務作業が発生することなどを指摘しつつも様々な想定をしているとしています。


度重なる休校の延長、明治に始まった日本の習慣を変える、歴史的な転換期となるのでしょうか。