広島県は今月11日以降、動物園や図書館などについて休業要請を解除する方針を示しました。
緊急事態宣言が今月末まで延長される中、湯崎英彦広島県知事が今後の方針を発表しました。
湯崎英彦知事「今後、再度感染が拡大する可能性があり、感染症への対応は長丁場を覚悟しなければならない」
湯崎知事は依然として警戒レベルを高く保つ必要があるとの認識を示し、10日までは現状の休業要請を維持し、週明けの11日以降段階的に緩和していく方針を発表しました。11日以降休業要請が解除される見通しなのは動物園や図書館、また映画館や自動車教習所などで、3密を避けるなどの対策を満たすことが条件となっています。更にバーやカラオケ店、テーマパークなどは休業要請を継続し、県をまたぐ移動なども避けるよう呼び掛けています。
湯崎英彦知事「再度、感染拡大が起きることは絶対に避けなければならない。大変申し訳ないがお力をいただきたい」
また県立学校については今月末まで休校が決まっていますが、自主登校日を設けることなどを検討するということです。