11日から、県が条件付きで休業要請を一部解除したことを受け、自動車教習所など15種類の施設で営業が再開されました。
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、先月22日から休業していた熊野町のテクノ自動車学校。11日は8割が予約で埋まり、朝からおよそ20人の生徒が運転教習などに取り組んでいました。来校した生徒への検温を行うほか運転席と助手席の間に仕切りを設置したり、教習中は車の窓を開けるなどの対策が行われています。
テクノ自動車学校の川﨑康弘教頭は「待っていただいた方に早く免許を取得していただいて、それぞれの生活に早く戻っていただきたい」と話していました。
福山市立動物園も再開し、園内には家族連れが多く見られました。園は来園者にマスクの着用を呼びかけ、消毒液も設置しています。また密集を避けるため、えさやりや小動物とのふれあいなどのイベントは当面休止されます。
来園者は「こういう施設みたいなのに来るのが本当に久しぶりなので、日の光も浴びて元気に過ごせるかなと思います」と話していました。
県は今後も段階的に解除を進め、来月1日に全ての解除を目指すとしています。