「ああ~暇だな~お客さん来ないなあ~」と、憂鬱そうなライオンに…優雅に泳ぐペンギンや…の~んびりご飯を食べるキリン。ちょっとみんな!きょうからお仕事再開ですよ~!
福山市立動物園にも、23日ぶりに、こども達の姿が戻ってきました。訪れた人は「こういう施設みたいなのに来るのが本当に久しぶりなので、日の光も浴びて元気に過ごせるかなと思います」と話していました。
久しぶりに人を見たのか一目散に駆けよってきたのはアムールトラ。なんだがとても嬉しそう!ですが…子どもは号泣!
福山動物園ではマスクの着用を呼びかけたり、動物のふれあいイベントを当面中止するなど、通常通りの営業とはなりませんが、少しづつ日常を取り戻そうとしています。
福山市立動物園の井上和彦園長は「できるだけ感染拡大対策をみなさん十分とっていただいて、笑顔で来園していただければと思う」と話していました。
9日、県は11日から休業要請をレベル3に引き下げ、15種類の施設で使用制限を一部解除すると発表。この発表をうけて熊野町のテクノ自動車学校ではあわただしく再開準備が始まっていました。
そして、迎えた11日、生徒に検温が行われたほか、学科を行う教室は座席数を通常の3分の1程度に。運転席と助手席の間に仕切りを設置し、教習中は車の窓を開けるなど対策が行われました。
生徒は「人と人との距離がちゃんとできていたので安心した」と話していました。
いつもは生徒を教える指導員もここまで長い休業は初めてだったと言います。テクノ自動車学校の保田直輝教習指導員は「いつ再開できるのかというのと家族の生活のことを考えると不安だった。(生徒を見て)久しぶりな感じがした仕事するんだなと」と話していました。
この他の施設なども状況をみながら緩和され、県は来月1日には要請をすべて解除したいとしています。