新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言などの影響でJR西日本の4月の運賃収入が約8割減少したことが分かりました。
JR西日本によりますと西日本管内の新幹線や在来線を合わせた4月の運賃収入の合計は、去年の同じ時期と比べて23.7%と大幅に減少しました。緊急事態宣言で外出自粛が求められた影響などによるもので、定期券の販売が51%、在来線などの近距離券が27.1%と減少したほか、新幹線など中長距離券が10.3%と大きく落ち込んだということです。また山陽新幹線の4月の利用状況は12%と約9割減少しました。JR西日本では5月も大幅な減収を見込んでいるということです。