カープ集合練習 スタンドには今季初ファンの姿 広島

広島

カープの集合練習が始まりました。練習前にはトレーナーからハイタッチの禁止など感染予防対策の説明を受け、田中広輔選手会長の声かけで練習が始まりました。
佐々岡真司監督「久々に全員そろって顔を見て元気な顔をしていたし、みんなで集合して練習できる喜びを感じています」
ウォーミングアップ後のノックでは投手野手ともに内野で守備練習。分離練習中にはできなかった連携確認もこの日から再スタートです。チームはこの1週間は投手野手の連携確認に重点を置いて、今月末にも紅白戦を
するということです。
田中広輔選手会長「(円陣では)こうやってみんなの顔を見ることができて一安心したと伝えて、(開幕前の)この時期なので1日1日を大切に過ごしていこうと言いました。いち早く開幕して皆さんの前で思い切った全力プレーを見せたいと思うのでもう少しお待ちください」
またマツダスタジアムの客席に練習を見学するファンの姿がありました。新型コロナウイルスの影響でオープン戦などが無観客で行われたため、ファンが球場に入るのは今季初です。
自粛疲れのファンに気分転換してもらおうと抽選で選ばれた375組1500人に練習が公開されました。
感染防止を徹底するため入場者は県内の在住者に限定。入場口ではサーモグラフィーによる検温を実施されたほか、客席が隣り合わせにならないように1組4人に対して約20席が用意されました。
親子「暗い気持ちになっていたのでこういう企画で明るい気持ちになった。来てよかったよね?(子どもうなづく)」
女性「春のキャンプよりも技術が上がっている選手もいるのでがんばってきたんだなと(思った)。早く試合が見たいなと」
このイベントはきょうから3日間の予定でしたが、25日からの3日間も追加で開催することとなり、新たに参加者を募集するということです。