疫病から人々を守ると言い伝えられている妖怪「アマビコ」を写し取った屏風画が広島市の圓隆寺に奉納されました。
「アマビコ」はその絵を書き写すと疫病予防のお守りになると言われている妖怪で、イラストを描くことがブームになっている「アマビエ」のルーツです。
広島女学院大学教授で美術家の三桝正典さんが、子どもでも楽しく写し取ることができるようにと、かわいらしくて簡単な絵を選んで制作したということです。
三桝教授は、「美術に携わる者としては安心感というものが、もし自分の表現の中でできるのなら」と話していました。今年のとうかさん大祭は中止になりましたが、奉納画についてはあすから一般に公開するということです。