新型コロナの追加対策と事業見直しによる財源捻出を反映した補正予算案を臨時の広島県議会で審議しています。
議場近くのホテルで開かれた県議会の臨時会。28日から検温して入場することになりました。
総額23億5100万円が計上された第3次補正予算案。このうち医療態勢の確保に14億円あまりを盛り込み、入院病床の確保や医療従事者に「特殊勤務手当」を支給するための費用などを補助します。
また、感染拡大防止に約2億8千万円を盛り込み、避難所で使う間仕切りなどの調達や広島大学などと連携して疫学調査態勢を整備します。一方、県は今年度の全ての事業を見直して16億円余りを捻出。その多くを今回の追加対策の財源としました。
第3次補正予算案は、新型コロナ対策の寄付金を積み立てる基金の設置や知事らの給与削減の条例案などと合わせ、29日に可決される見通しです。