尾道市立美術館での攻防が注目されSNSで話題となっていた警備員と黒猫のコンビ。新型コロナウイルスの影響を乗り越え感動の再会となりました。
「久しぶりのツーショット!待ってましたニャー!」
尾道市立美術館がツイッターでそうつぶやいたのは5月24日。いまや美術館の名物とも言える黒猫のケンちゃんと警備員・馬屋原さんコンビの約2カ月ぶりの再会です。
ケンちゃんと馬屋原さんの歴史は3年前から。美術館の公式SNSが、美術館に入りたい猫とそれを防ぐ警備員としてつぶやいたところ一躍話題のコンビとなりました。
尾道市立美術館は新型コロナウイルスの影響で4月半ばから閉館していて、名物コンビの攻防は見ることができなくなっていました。
再会当時の感想を聞きに馬屋原さんの自宅に伺いました。
尾道市立美術館の警備員・馬屋原定雄さん「うれしかったです元気でいることが。3回ぐらい鳴いてすぐ帰るかなと思ったらいい子に座ってるから1分ぐらいなでなでしたら目をうつろにしていい子にしてた」
しかし気になるのは馬屋原さんの腕の中にいるペットのワンちゃんですが・・・。
尾道市立美術館の警備員・馬屋原定雄さん「どっちかというと犬のほうに傾く。猫はどっちかと言ったらそばに寄ったら逃げたりするしね。ケンちゃんの場合は人懐っこい。猫を飼ってみようかなって気持ちになった。ケンちゃんと会ってからね」
馬屋原さんの現在の勤務は週末だけ。運が良ければ名物コンビに会えるかもしれません。