中国地方が梅雨入りしました。
ジメジメと蒸し暑い日が続くとなると「対策」が気になるところですが、今年は例年とは違った傾向があるようです。
薄井美水リポート「こちらにはデパートの一角なんですがマスクが置かれています」
福屋八丁堀本店ではこれまでほとんど取り扱いがありませんでしたが、今では約20種類を展開しています。
そんな私たちに定着しているマスクも今年は「梅雨対策」がキーワードのようです。
気化熱を利用した冷却機能を持つ商品は、梅雨入り前の先週入荷したところ、売り上げはガーゼタイプと比べ約10倍だといいます。
薄井美水リポート「実際につけてみた。息を吸うときに少しだけひんやりと感じます」
そしてマスクの内側につけるガーゼ。水に濡らすことで約1時間涼しさが続くそうです。
福屋八丁堀本店・中村真緒さん「梅雨時期はもちろんなんですけれども、今後暑さが強くなるにつれて、夏用の機能性の高いものが人気になってくるのではないかと思っております」
一方、梅雨の時期に出番の多いコインランドリー。小柴クリーニングの店舗では雨の日の利用率が晴れと比べて1.5倍に増加することもあり、感染症対策にも力を入れています。
小柴クリーニング・小柴義貴常務取締役「イスを普段6脚置いてるんですけども、一定間隔開けるために少し減らして3脚準備することにしてます」
またクリーニング店と併設している特徴を生かし、スタッフがいる時間帯は定期的に消毒を行っています。
小柴クリーニング・小柴義貴常務取締役「(新型コロナとは)上手に付き合うしかないので、できる範囲でずっと(対策を)やっていこうと考えております」
今年はコロナ対策と隣り合わせで梅雨を乗り切ることになりそうです。