関連死を含めて77人が犠牲になった広島市の土砂災害から8月で6年になります。今年度中の完成を目指す砂防ダムが報道陣に公開されました。
2014年の土砂災害で最も被害の大きかった安佐南区八木3丁目に建設中の砂防ダム。高さ14.5メートル幅94メートルの砂防堰堤の下流には約2万立方メートル分の土砂を受け止めるスペースも設けられました。現在、被災地を中心に40基の砂防ダムが建設されています。
中国地方整備局技術副所長の國時正博さんは「まだ完成までは至ってませんけど引き続き一日も早くという気持ちで工事の方を進めていきたい」と話しました。担当者によりますと、来年3月までにはすべての整備を完了させる予定だということです。