豪雨災害から2年…矢野小学校に災害伝える石碑 広島市

広島防災・災害

おととし7月の豪雨災害で大きな被害を受けた安芸区の矢野小学校に5日、災害を伝えるための石碑が設置されました。

安芸区・矢野小学校で行われた除幕式には広島市の松井市長や遺族などおよそ100人が出席し犠牲者を追悼しました。2年前の豪雨災害で矢野地区では12人が亡くなりました。石碑には災害で友人を失った野田有沙さんが書いた「忘れない、あの日あの刻 絆の輪」という文字が刻まれ裏には矢野地区の被害の状況が記されています。石碑の文字を書いた野田有沙さん「被災した過去とかいろいろ思い出させるフレーズだと思うんです。力強く忘れないでほしいという思いを込めて書かせてもらいました」災害から2年の6日矢野地区では梅河団地などで追悼行事や献花が行われる予定です。