広島市の降水量 7月平均降水量上回る320ミリに 避難指示・勧告をすべて解除

広島防災・災害

停滞した梅雨前線による雨のピークは過ぎ、県内に出されていた避難指示と勧告は全て解除されました。

広島地方気象台によりますと、5日の降り始めからの降水量は広島市中区で320ミリ、東広島市志和で278ミリと7月1カ月の平均の降水量を上回りました。県内に出されていた避難指示や勧告はすべて解除されています。

おととしの西日本豪雨災害で大きな被害を受けた呉市天応地区では18世帯、23人が避難所で一夜を明かしました。
避難所では入り口に消毒液を置き間仕切りを設置するといった新型コロナ対策を行っていました。
避難していた人は、「ここに来たら雨の音も聞こえないし安心した。(コロナ対策で距離などをとっていたことについては)良かったです」と話していました。

7日、始発から多くが運休となったJRでは呉線と芸備線、福塩線の一部区間を除いて始発から運転しています。この一部区間も午後以降に運転再開する見込みです。