JR横川駅の高架下にある「山中酒店」。県内で感染者の発表が続いていることから店内のお酒を立ち飲みできる「角打ち」を再び自粛しています。
山中酒店の松木裕介さんは「角打ちという営業のスタイルが、見ず知らずの人と密になって杯を交わして楽しむという形なので、今の“ウィズコロナ”には合っていないというのが一番です」と話します。
かつてはたくさんのお客さんが集い店内はこのにぎわい。感染拡大を受けて、一時は自粛せざるを得ませんでしたが、県の休業要請が解除され5月に再開したばかりでした。感染してしまうとお酒の配達もできなくなってしまうお店ならではの事情もあります。
松木さんは「経営的にははっきり言ってダメージです困りますけども、しょうがないかな。みんなで楽しめる日が早く来てほしいですね」と話します。
“再自粛”をはじめたお店はこちらでも。中区の「太閤うどん」は先月下旬から通常営業を再開しましたが、感染が広がりはじめた今月上旬から夜の店内営業を自粛中です。
太閤うどん中町店の丹井輝之さんは「ギリギリまで夜をやっても、だんだんお客さんが減ってくるだろうなというのがわかるので、たくさん来てもらってる昼に力を注いだ方が、スタッフみんなも働きやすいだろうなと思って早い段階で決断しました」と話し、しばらく夜はテイクアウトとデリバリーのみで営業するといいます。
感染拡大で再自粛の影がちらつき始めています。