人への安全性が高い波長の紫外線で、新型コロナウイルスの感染力をなくす事ができるという研究成果を広島大学などが発表しました。
この研究は広島大学や東京に本社を置くウシオ電機などが共同で行ったものです。従来の波長の殺菌用紫外線は有害で、人に直接当てることができません。しかし、今回の研究で人への安全性が高い別の波長でも物体に付着した新型コロナウイルスを無力化できることを世界で初めて発見したということです。広島大学病院 大毛宏喜教授「世界中で応用範囲が広い新しい技術。様々なニーズがあると思うので、そこで活用されることで
この技術が生きてくると思います」ウシオ電機はすでにこの研究を応用したウイルス抑制装置を医療機関などに設置していて、今後は電車や学校などでの活用を目指すことにしています。