県内で新型コロナウイルスに関連する倒産が、先月までに11件発生していることがわかりました。一方で、倒産の総数は2カ月連続で減っています。
東京商工リサーチは、全国の新型コロナウイルスに関連する経営破綻が、今年2月からの累計で573件になったと8日、発表しました。
県内では先月6件の企業が倒産し、そのうち1件が新型コロナに関係するということです。7月までに新型コロナ関連で10件が倒産していて、これで11件目となります。また9月の倒産件数は先月に比べ5件減っていて、2カ月連続で減少しています。
東京商工リサーチによると、倒産が減った背景として、無利子・無担保融資など政府の新型コロナ対策の効果が広く行き届いていることが考えられるということです。