新型コロナ新たに15人 がん検診受診控え深刻 広島

広島

1日は広島市で14人、福山市で1人の新型コロナウイルス感染者の発表がありました。
広島市の14人はほとんどがこれまでに感染が判明している患者の関係者で全員が軽症だということです。
12月に入りましたが11月の感染者は195人で過去最多となりました。

コロナの影響で深刻なのががん検診の受診控え。
広島県によりますとコロナの感染が拡大した今年4月から6月にがん検診を受診した人は去年の同時期より4割程度も減少しているとのこと。
外出を控え検診を後回しにした人が多かったのではということです。
受診を促すため県は、1日から28日まで電話やウエブなどで検診の相談などをするサポートサービスを行っています。
さらに検診機関ではパーテーションの設置や消毒など感染対策をしっかり行っているので安心して受診してほしいと、SNSを使って発信しています。

湯崎英彦知事「コロナも怖いががんも怖い。対象年齢の県民の皆さんで今年度まだがん検診を受診されてない方はこの機会にぜひ予約をいただきたい」