各区の施設でワクチン接種へ準備 広島市

広島

広島市は新型コロナウイルスのワクチン接種へ向けて、集団接種をそれぞれの区で行う方向で準備を始めました。

広島市は準備チームに職員8人を配置し、医師や看護師など接種に必要な人員確保や、会場の手配などを始めました。市は集団接種の会場を市内8区に少なくとも1カ所設ける予定で、広いスペースがある公共施設のほか、民間施設も想定しています。
対象者は16歳以上の市民およそ102万人で、早ければ3月下旬から65歳以上の高齢者に接種を始める予定です。

広島市健康推進課 藤本豊記担当課長「(市民が)安心して、そして円滑に接種できるように(市長から)指示を受けていますので、職員一丸となってしっかり準備を進めたいと思っています」

市はワクチン接種にかかる関連費用として、およそ70億円を補正予算に計上する予定です。