出勤率7割減できていますか? 広島県のコロナ集中対策

広島

集中対策期間中、企業には出勤率7割削減が求められていますが・・・実際できていますか?

オタフクソース広報部 大内康隆部長「7割(出勤率の削減)を聞いたときはけっこう大変な数字だなというのはありました」

広島市西区に本社を構えるオタフクソース。テレワークを推進するため、去年9月ウェブ会議専用の個室を作りました。
時差出勤などをあわせてうまく活用することで、出勤率7割削減に近づけるよう努めているといいます。

オタフクソース広報部 大内康隆部長「いろんな部署を集めた部屋全体で考えていけば(7割削減が)できるというところもありますので、時間帯によって7割以下にしているとか、各部署は出てるけど違う部署が減らすことで対応する」

一方で製造ラインや客の対応をする部署ではリモートワークがむずかしい現状もあるということです。

テレワークなどを研究する専門家は出勤率7割削減の広島県内での達成は非常に厳しい状況だと指摘しています。

広島経済大学経営学部 宮辻渉准教授「どうしても広島はマツダをはじめとした企業城下町ということもありメーカーが主流になってくる。オフィスで仕事をする割合が東京と比べると低い。テレワークでできない仕事だからとテレワークを諦めているところもある」