新型コロナウイルスのワクチンについてお伝えします。
県内の医療従事者への優先接種が始まりました。
「本当に全然痛くない」
「よかったです。きのうから心配されてたから」
4日、県立広島病院に届いた新型コロナのワクチン。
さっそく院長ら医師5人が接種を受けました。
県立広島病院 平川 勝洋 院長
「治療する側としては患者さんが増えない、重症化の患者さんが増えないことが一番我々の懸念材料ですので、そういう意味では(ワクチンは)非常に期待度の高いものではないかと思う」
ワクチン接種はまず医療従事者から始まっていますが、その中でも県病院などコロナ患者に接する可能性が高い27の病院が優先的に先に実施されます。
医療従事者の対象には保健所の職員なども含まれ、県内で11万2千人となりますが今月中に届くワクチンは2割程度です。
県病院でもおよそ1500人の接種を予定していますが、まだおよそ1000人分しか届いていないということです。