広島県内で初めて新型コロナへの感染が発表されてからきのうで1年になりました。患者数は減少していますが、新たな脅威もあらわれています。
先週始まった医療従事者向けのワクチンの優先接種。
福山市民病院でも4日に届いたワクチンが医師や看護師ら110人に接種されました。
19日までに職員の約85%にあたる960人が1回目の接種を終える予定です。
福山市民病院 高倉範尚医師「市民に対して安心を提供するという意味では市民病院に限らずですけども、医療機関で接種が進んでるということはたいへん意義があることだと思っています」
去年3月7日に県内初の感染者が明らかにされてから1年。
去年12月には最多で1日に141人が確認されるなど感染が拡大。
これまでに103人の感染者が亡くなっています。
8日は新たに広島市で2人福山市で5人の感染が明らかになり、県内で確認された感染者は5046人になりました。
新たな感染者は減少していますが県内では変異株への感染の疑いのある患者も発生しています。
確定されると県内初となり、国での検査結果の行方に注目が集まっています。