湯崎知事が掲げた「ひろしま徹底検査宣言」。県民に対しあらためて積極的な受検を呼びかけたのは強い危機感からです。
広島市では3月31日18人の新規感染者が報告されていて直近1週間の人口10万人あたりの新規感染者数が5.3人と県の警戒基準値である「4人」を再び上回りました。
福山市でも2人の感染が発表されています。
(知事)
「時短など強い副作用のある行動制限措置を行わないためにしっかりと検査を増やして、拡大を抑えたいと考えています」
知事は去年11月の感染急拡大の直前と比較すると増加のスピードが早いなどとして感染者を発見して経路を遮断することが重要だと訴えました。
県では4月1日から当面の間、県内5カ所のPCRセンターの検査対象を県民や県内で働く人に拡大します。
また、広島市内の約200の薬局では検査キットの受け取りや提出を始めます。
いずれも検査は無料で県は積極的に利用してほしいと呼びかけています。