12日で期限を迎えるはずだった緊急事態宣言は30日まで延長され、広島県は引き続き出勤者の7割削減などを求めています。
会社員(20代)「もう長くなっているので特に今変えたことはないです」
会社員(40代)「仕事柄どうしても出勤しないといけない人たちもいるでしょうから、あまり意味がないような気がしますけどね」
学生(20代)「電車結構人多いなと思いました。(緊急事態宣言が)最初に出た時に比べて人がすごく多くなっているなと思います」
影響は公共施設にも。本来であればこの時期多くの修学旅行生が訪れる原爆資料館は30日まで休館が引き延ばされます。
また県は昼間の人出をさらに減らす必要があるとして、11、12日の2日間、1万㎡を超える大規模商業施設に休業を要請しました。
広島市内のデパートでは食品など生活必需品を中心に売り場を限定して営業が行われました。
広島三越ストアオペレーション部 大場茂人部長「要請についてはしっかり守っていく。その中でも地域の生活インフラとしての務めもありますので、生活必需品を中心にお客さまに楽しんでいただく」
しかし広島市中心部では…
佐藤弥生記者「お昼時を迎えた本通商店街です。県の要請とは裏腹に依然として多くの人通りがあります」
県のまとめによりますと、この日の広島市中区本通商店街の昼間の人出は、1週間前の同じ曜日や今回の緊急事態宣言が出された2週間前と比べ大きな変化はありませんでした。