感染拡大が止まらない新型コロナ第7波。27日の会見で広島県の湯崎知事は、現時点での行動制限はしない考えを示しました。
広島県 湯崎知事
「新たな行動制限を行うのではなく社会経済活動と感染対策の両立を維持。」
湯崎知事は会見で、県外の状況をもとに行ったシミュレーションでは、8月上旬から中旬に感染のピークアウトを迎えるものの、1日の新規感染者が最悪の場合5000人を超える可能性もあるとしました。
一方で、現在の確保病床の最大数を運用すれば、医療体制のひっ迫を防げるとして今のところ新たな行動制限を行わない考えです。
広島県 湯崎知事
「直ちには行動制限をしないと申し上げましたけども、それは感染対策をおろそかにしていいということではございません。しっかりと感染対策に取り組んでいただくようにお願いいたします。」
また、広島県はこれまで全ての感染者に電話での聞き取りをしていましたが、若者など重症化リスクの低い感染者については8月上旬からショートメッセージでの連絡に変更する予定です。