「広島じゃ割」15日再開 円安と水際緩和も追い風に…期待の声 広島

広島

今月後半は19日月曜日の敬老の日と23日金曜日の秋分の日で2回の3連休があります。

県内旅行が最大半額になる「やっぱ広島じゃ割」が15日から再開されるのを受け、旅行会社や宿泊施設は期待が高まっています。

「3連休が続きますが予定はありますか?」

男性「ゴルフ」

女性「島根くらいには行こうかなと(広島の)近辺ならね」

湯崎知事は第7派が「ピークアウトした」とし、県内旅行や宿泊代金が7000円を上限に最大で半額になる「やっぱ広島じゃ割」の再開を発表しました。

「はい中央トラベルです!予約をしてもらって県民割をかける作業はできます」

南区の旅行会社では朝から電話が鳴り続いていました。

「広島じゃ割」の再開が発表された13日の夕方以降、予約の問い合わせが相次いでいます。

中央トラベル 三好和夫社長「(今月の)連休を見据えているので、タイミング的には良い時に再開してくれたと思う。きょう朝からメールや電話の問い合わせが14~15件程度いただいています」

「広島じゃ割」は中四国9県の県民を対象に再開されます。中四国ならお互いの割り引き制度を利用することができ、県内を旅行する人だけでなく県外へ旅行に行く人もお得に楽しめます。

中区のホテルでは「広島じゃ割」の再開を受け、県外からの問い合わせも相次いでいます。

広島の街並みを一望できる高層階の宿泊プランでは「じゃ割」を使うことで1室2人で3万円が1万円割り引きされ、さらに飲食店などで使える1人2千円引きのクーポン券も付きます。

リーガロイヤルホテル広島 大西勝美宿泊部長「近隣の岡山とか山口含めてだと思うんですけど、あと四国からもやはり足を伸ばして広島に旅行というかたちで問い合わせをいただいたりもしています」

政府は新型コロナの水際対策について、入国者数の上限撤廃や個人旅行の解禁などさらなる緩和を検討しています。

背景には急速に進む円安もあり、インバウンドの再開に期待が高まります。

リーガロイヤルホテル広島 大西勝美宿泊部長「いま円安になっているので、海外からのお客様も来やすい環境になってくるのではと思う。我々としてもそこを大きく期待しているところです」