4年前の西日本豪雨で甚大な被害を受けた坂町で、デジタル技術を駆使した砂防ダム工事の見学会が開かれました。
西日本豪雨で20人が犠牲となった坂町。土砂をせき止める砂防ダムの工事見学会には地域の住民など約100人が参加しました。
この工事ではドローンなどで立体的な地形データを取得し、IT技術を使った建設機械と連動させることで工期の短縮や生産性の向上が期待されています。
住民らはタブレットを使ったARなどを体験し、完成イメージを膨らませていました。
中国地方整備局 國時正博副所長「地域の方々もたくさん来ていただき、砂防の現場で新しい技術の取り組みを知っていただくことで砂防工事への理解が深まったと思う」
この砂防ダムは来年度中の完成を目指しているということです。