西日本豪雨 最後の仮設住宅 解体始まる 坂町

広島防災・災害

5年前の西日本豪雨後に建設された被災者向けの応急仮設団地のうち、残っていた最後の団地の解体が始まりました。

解体作業が始まったのは坂町にある平成ヶ浜東公園仮設団地です。5年前に発生した西日本豪雨の約2カ月後に完成したこの団地には13世帯が暮らしていましたが、先月最後の一世帯が退去したため解体が始まりました。

西日本豪雨では県内6カ所に仮設団地が建設され176世帯が暮らしていましたが、入居者の住宅再建が進み残っていたのはこの仮設団地のみでした。

撤去工事は来月中旬まで続き、5月には公園として復旧される予定です。