5月1日、呉市はがけ崩れの恐れがあるとして広塩焼地区に出していた避難指示をすべて解除しました。
呉市広塩焼では山から異音がしたという5日前から警戒態勢が続き、防護壁の高さを1mかさ上げするなどして対応していました。
呉市は1日午前に県と合同で現地調査に入り、4月29日に降った雨の影響を確認しましたが、新たな亀裂などは見られなかったということです。
これをうけて、呉市は1日午後1時半、4世帯6人に対して出していた避難指示を解除しました。
広島県西部建設事務所 箱田伸洋支所長「ここは急傾斜地で雨が降れば崖崩れなどが起きやすい土地なので、これから梅雨の時期を迎えますし雨が降った時には避難を行っていただきたい」
広塩焼地区について呉市は、長雨や大雨で大きながけ崩れが発生する可能性が高いと見ています。そのため今後、大雨注意報が発表された場合や山鳴りなど
土砂崩れの前兆があった場合は早めの避難指示を出すことにしています。