9月1日は「防災の日」…災害に対応した新家電とは 広島

広島防災・災害

来月1日は「防災の日」です。最近では災害に対応した家電も増えてきています。

災害時、停電すると家電が全く使えなくなってしまいます。

金尾真弓記者「停電すると困るのが生ものの保存です。こちらの冷蔵庫は自動で停電に備える機能がついているんです」

スマートフォンと連動できるこの冷蔵庫がどのように停電に備えるかというと…

エディオン広島本店 浜田英臣さん「暴風・暴風雪警報をアプリが感知すると強運転になります。通常の2倍食品が長持ちする運転モード」

アプリが暴風警報など停電の可能性がある気象警報を受信すると自動で強運転になり、庫内を通常より冷やすため停電しても食品を長く保てるそうです。

そして照明にも停電に対応した商品が。

エディオン広島本店 浜田英臣さん「電源が切れる(停電する)と2・3秒後に非常点灯する機能がついている」

停電を検知すると自動で非常点灯に切り替わる照明。バッテリーが内蔵されているため最大で約20時間、夜だけ使った場合は約3日間点灯するそうです。

浜田英臣さん「夜停電したら部屋が真っ暗になるので、足元の物を踏んだりけがをしたりしないよう対策にもなる」

そしてアウトドアで人気のポータブル電源にも新たな種類が。

浜田英臣さん「コンセントにつなぎっぱなしで家電をつないでおくと停電時に自動で(バッテリーに)切り替わり家電がそのまま使える」

例えば冷蔵庫のような家電とコンセントの間に普段からつないでおけば、突然停電しても約20時間分の電源として使えるそうです。

浜田英臣さん「災害時に冷蔵庫は傷みやすくなるので予備バッテリーとして使える点がポイント」

いつ起こるかわからない停電に、家電で備えることも一つの対策となってきているようです